昨日の夕方、3年前にお仕事をさせて頂いた方から、電話があり相談したいことがあるので明日大丈夫ですか?とのこと。「いいですよ。」ってことになり、今日の午後いらっしゃいました。
話の内容は、妻と離婚することになった。共有財産の家のローンが連帯債務となっている。
これを相談者が全額払うことになったが、妻には迷惑を掛けないことの文書とその履行を担保するため保証人を付けた念書を入れることになった。
その内容の念書を作って欲しいとのこと。
一通り聞いたところで、
武田:「まず、当事者同士はこれでいいとしても、債権者銀行からは、連帯債務者の地位は変わりませんよ。」
「だから念書に拘わらず、債務が滞れば、妻には請求が来ますよ。」
「それでもいいですか。」
:「それはわかっています。」
妻の方が、形式でも良いから文書が欲しいと言うので来ました。
武田:「少し提案していいですか?連帯債務者の交代ができます。」
「ですからまず、銀行に申し出でてそれで話がつけば、念書の必要がなくなります。」
「ただし、債務の承継により税金が発生するかもしれませんので、念のため税務署に相談して納得の上対処してくださいね。」
「もし、それで不都合があれば又相談に来てください。」
「念書はいつでもかきますから。」
:「その様にしてみます。」となり、今日のところはお帰り頂きました。
よくあることですが、相談者の考えていることがベストな方法とは限りません。
話を聞いて、こちらで選択肢を増やしてやることも、行政書士の仕事です。
タダ、選ぶのは、あくまでもご本人です。
(こちらで結論付けるのは危険なんです。いくらベストな方法と思っても、事実と違ったらまったく的外れなアドバイスとなるからです。)
私たちはアドバイザーにすぎません。
以前も書きましたが、月末近くなるとなぜか、仕事が降ってわいたように来ます。
「感謝、感激、雨、あられ」、お陰でどうやって仕事の時間捻出するか、頭の中はこの土日のスケジュール調整で、てんてこ舞です。
こういうときは、プライベートも忙しく、土曜は、行政書士会の日帰り旅行、帰って来た後、友人と飲み会です。
だから今日は、明日の時間を前倒しして、朝5時から起きて9時まで書類を書いて、9時半に1件目打ち合わせ、10時から2件目の打ちわせです。
11時半に法務局に登記簿謄本の取得、12時半に代金支払のお客様を応接、昼食を軽く済ませ、1時半に本宮市の農業委員会に事件の照会に行きました。
その足で高速に乗りいわき中央署に」車庫証明受領に行き、帰り足で本宮市の現場確認、車庫証明を依頼人に届けて、午後5時帰宅、5時半に本日最後の打ち合わせで、今から寝るまで作業続行です。
明日も朝早く起きて、旅行に行くまで、作業して帰って来たら、又寝るまで、作業、このパターンが、5日までは続きそうです。
本当に有り難いことです。お客様は神様です。
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