≫ Q:アイデアは著作物ですか?

 A:著作物とは他人が知ることができるように外部に表現されたものをいいます。
      ですから、アイデア自体は著作物ではありません。
      ただし、アイデアを解説した解説書は著作物となります。

意見を見る・書込む
≫ Q:標語、キャッチフレーズ、題名などは著作物になりますか?

 A:標語、キャッチフレーズのようなものが著作物として保護されるかどうかは、
      一概にいえませんが、通常は保護されないと考えられます。
      もちろん、一口に標語、キャッチフレーズといっても、その内容は様々で中には
      著作物といえるものもあります。
      著作物かどうかは、標語、キャッチフレーズといった表現形式によって決まるものではありません。
      同じような観点から題名も通常は著作物として保護されません。

意見を見る・書込む
≫ Q:名画の複製写真も写真の著作物として保護されますか?

 A: たとえばピカソの絵を写真複製しても、その写真について新たな著作権は発生しないと考えられます。
      機械のメカニズムを利用して被写体を忠実に再製することだけを目的とする絵の複製写真は、
      そこに新たな創作性がなく、著作物とは認めがたいからです。
      もっとも、ピカソの絵の複製写真の利用には、ピカソの著作権が働くことに注意する必要があります。
      なお、彫刻を写した写真については、立体的なものを平面的なものにどう表現するかという点に
      創作性が認められる場合が多いことから、彫刻を写した写真の多くは作物といえます。

意見を見る・書込む
≫ Q著作物にはどんな種類がある?

A:「子どもの絵も立派な著作物」
   著作物を類別し、わかりやすく例示すると下表のようになります。この場合、
   上手下手で権利が発生したり、しなかったりということはありません。
   人のマネでなく、その人の思想や感情が創作的に表現されていれば、
   たとえ3歳の子どもの絵も小学1年生の作文も立派な著作物なのです。

●著作物の種類
言語の著作物 論文、小説、脚本、詩歌、俳句、講演など
音楽の著作物 楽曲及び楽曲を伴う歌詞
舞踊、無言劇の著作物 日本舞踊、バレエ、ダンスなどの舞踊やパントマイムの振り付け
美術の著作物 絵画、版画、彫刻、まんが、書、舞台装置など(美術工芸品も含む)
建築の著作物 芸術的な建造物(設計図は図形の著作物)
地図、図形の著作物 地図と学術的な図面、図表、模型など
映画の著作物 劇場用映画、テレビ映画、ビデオソフト、ゲームソフトなど
写真の著作物 写真、グラビアなど
プログラムの著作物 コンピュータ・プログラム

このほかに次のような著作物もあります。
二次的著作物 上表の著作物(原著作物)を翻訳、編曲、変形、翻案(映画化など)し作成したもの
編集著作物 百科事典、辞書、新聞、雑誌、詩集など
データベースの著作物 編集著作物のうち、コンピュータで検索できるもの

なお、次にあげるものは著作物であっても、著作権がありません。
1. 憲法そのほかの法令(地方公共団体の条例、規則も含む。)
2. 国や地方公共団体又は独立行政法人の告示、訓令、通達など
3. 裁判所の判決、決定、命令など
4. 1から3の翻訳物や編集物で国や地方公共団体又は独立行政法人の作成するもの

意見を見る・書込む
≫ Q:民話、伝説などを「聞き書き」したものも著作物ですか?

A: 古老などの話す民話、伝説などをそのまま書き写した場合、あるいは話の大筋はそのままで、
    枝葉において多少の修正増減を加えただけのような場合は、そこに新たな創作性は認められず、
    書き写した者の著作物ではありません。

  一方、古老などから聞いたのは民話、伝説などの骨子だけであり、それを基に物語にふさわしい
    ストーリー性、表現を加えて民話、伝説などを書いた場合は、そこに新たな創作性が認められるので
  新たな著作物になります。

  しかし、修正増減を加えただけなのか、それとも新たな創作性が認められるものであるかの判断は
   微妙で、個々の事例に従って判断するしかありません。

意見を見る・書込む
■ 1~5件 全29件中