≫ 「旅館業の許可2件」超特急の25日間で終了させました。(その2)

前回類似ラブホテル(違法営業)を、何も変えることなく、法律だけ改正して、風俗営業法の正規のラブホテルに取り込んでしまう話を書きました。

 

 

なんでそうするのかは、「旅館業の許可2件」超特急の25日間で終了させました。(その1)を読んでくさいね。

 

 

私の依頼主は、個人で旅館業(類似サブホテル)を2箇所経営してました。

個人のまま届出しても、正規のラブホテルになれます。

 

 

ただし、一代限りです。個人の場合は風俗営業を承継できないのです。

会社は、会社名義でとりますから、事業承継しても役員が変わるだけで

まったく問題がありません。

 

 

そこで、依頼主はこの機会に個人を廃業して、会社設立して会社で旅館業を取得し、さらに、風俗営業の届出までやってしまおう。こう考えたわけです。

 

 

それに着手したのが、今年の10月末です。

会社設立は11月上旬終了。

 

 

ところが、旅館業の新規許可は、細かくは3つに分かれます。

 

 

●旅館業許可本体で1つ。

●旅館には飲食がつきものです。ですから飲食店業許可で2つ。

●最後に、建物本体が、防火対策済み施設であることの証明するため、

消防署の現地調査と、その証明書の発行で3つです。

 

 

これを12月下旬までに終わらせる必要があるわけです。

それぞれの許可申請は、書類が揃っていることを前提に申請して現地調査を受けてから許可になるまで最低でも2週間を要します。

 

 

通常本申請前に、事前相談が入りますので最短でも3週間必要です。

今回はコレを2箇所。それも、別々の管轄の保健所と消防署です。

 

 

依頼者は、私に1箇所、別の行政書士1箇所依頼しようとしたそうです。

ところが、別の行政書士には断れました。

 

 

結局、私が、2箇所同時にやるはめになったのです。

 

 

この処理期間、単純に2倍まではかかりませんが、1.5倍の4.5週間ほどかかると、想定できました。

もう本当に、12月下旬に限りなくぎりぎりです。

もしかしたら、1月にずれ込むことだってあります。

 

 

なにせ、相手は官庁です。民間みたいにお客様に会わせることは決してありません。

自分たちのスケジュールは絶対崩しませんから。

 

 

12月中に許可がとれなくて損害賠償されては、少しぐらい報酬高くても割に合いません。

 

 

依頼主もこの期限が、ものすごくきついことは、理解してくれました。

そこで、依頼主との受託契約で、万が一期限に間に合わなくても、私の責任は問わないと一筆入れてもらいました。

 

 

しかし、私もこの道のプロですから、依頼されて期日に間に合わないなんてとても我慢できません。

とにかく1日でも許可を取得することを念頭に着手しました。

 

こんな時って不思議に、障害が出てきます。

 

 

なんと、旅館を改造していて、最初の建物図面を書き換えないとダメということが判明しました。

 

 

頭の中で次の言葉がぐるぐる回ります。

「まいったな~。図面書き直し。平面図と立面図。現地で寸法調査。それも2箇所。現場は80㎞先。何日かかる?」

 

それに追い打ちをかけるように、突然の仕事が雪崩のように降ってきました。

相続3件、遺言1件、入札参加4件、農地転用3件、採石業認可1件、産業廃棄物収集運搬許可2件、めちゃくちゃ嬉しいんですが????

とても○○○になりました。(この○○○は、適当に入れてください。)

 

 

そんなこと言ってる場合じゃありません。

話は、旅館業に戻しますが、とにかく、優先順位をハッキリさせて、2箇所の保健所と消防署が、かち合わないようスケジュール調整して、事前相談、本申請、そして依頼主立ち会いの下、現地調査して終了です。

 

 

もうドラマを作成していく裏方を、全部自分でやるようなものです。

 

脚本書いて、TV局と放送日程決めて、ロケの現場を確認して、出演者と打ち合わせ、リハーサル、本番やって編集、最後に無事日程通り放送して終了。(視聴率はかんけいないです。(*^_^*))こんな感じですね。

 

 

今回も無事予定より1週間前に許可が出ました。

依頼主さんとの約束も果たせてホットしています。

 

 

ただ別の仕事が、山のように溜まっています。

 

 

 

しかも期限つきです。

来年の1月1日から31日までの間に届出した業者に限るというのもです。