≫ 77歳で考えていることは?・・「今この時のことしか考えていない。」

 

あるテレビコマーシャルを見たときのお話です。

それは、俳優の妻夫木聡が、将来到達するであろう年齢の人達に、

今何を考えているのか、インタビューするというもの。

 

設定は、ビルのエレベーターボタンが、インタビューする人の年齢に

なっています。


最初に39階(39歳)の部屋に行くとその年齢の人達(俳優で脚本家の宮藤官九郎とお笑いコンビ雨上がり決死隊の宮迫博之)が2人いました。


妻夫木は、「今この年齢で何を考えていますか?」とたずねます。

すると2人は、「39歳だなんてぴんと来ない。」

「やんちゃなことやっているうちに、こうなった。」と答えました。

 

次に妻夫木が向かった先は56階(56歳)の部屋です。

やはりその部屋にもその年齢の人達(歌舞伎の中村勘三郎とギタリストのチャ-)が2人います。


妻夫木は「今この年齢で何を考えていますか?」とたずねます。

すると2人は、「自分たちは、まだまだひよっこだ。」

「大人じゃないよ。」みたいな返答をします。

 

最後に妻夫木が向かった先は77階(77歳)の部屋です。

そこには、白髪になった俳優の仲代達也がいました。


妻夫木は、やはり同じ質問をします。

「今この年齢で何を考えていますか?」


すると仲代は、「今この時(一瞬)しか考えていない。」

と答えます。

 

なぜそう答えたかは、コマーシャルの中で話してません。


私が思うに、「人生の終盤になると、過去も未来もない。」

「この一瞬、一瞬が生きている証なんだ。」と言ってるようでした。

 

その言葉が妙にリアルに感じました。


私は年頭にあたって、事務所経営のことを考えてました。

「去年はこうだったから、今年はこうしたい。」

「そうなるだろうか?ならないだろうか?」

ちょっと不安になったりして・・・


このコマーシャルみて、頭に浮かんだのが、


(バカじゃないの?こんなこと考えることがナンセンスなんだよね。)

 

俳優であろうが、一般人であろうが、何時かは、人は死にます。

年齢が何歳であろうと、人生の終盤であろうと、


「今この時(一瞬)が、自分のすべてなんだ。」と言うこと。


これを受け入れないで、

「昨日がどうだった。こうだった。」

「明日はどうなるだろうか?どうしたい。」なんてアホちゃいますか?

 

今を坦々と生きていくだけ・・・

それしか無いんじゃないかと。


余計なこと考えても、しかたがない。

目の前のことを坦々とこなす。

それが、明日になり過去になると。


「良いコマーシャル見たな~。」って言う話でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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